心米（こころまい）
ジャンル：米料理
予算：￥7,500程度
メジャーリーグのオールスターにも選出されたレッドソックスの岡島秀樹投手が、前半戦の新人王に選出された。巨人、日本ハム時代と正直パッとしなかったが、彼の独特の変化球がメジャーの広いストライクゾーンに有効のようである。1億ドルの男・松坂大輔という30年に一人の逸材の影に隠れるどころか、堂々とわたりあっている。岡島のように伏兵ながらも虎視眈々と勝負挑もうとする勝負師はここへ行け！
正直、予約の取れないお店になっている。ここでメシを食えば、日本人に生まれて本当に良かったと実感できる米料理の専門店である。味、食感など、それぞれ異なる趣向を持つ米を揃え、その日使用する米を毎日自家精米し、食材や調理方法に合わせて、その米をブレンドしたり使い分けたりする。
どんな美女も、日本人であれば、口に入れた瞬間から一瞬にして笑顔になってしまう米がある。それは、特注の四日市・萬古（ばんこ）焼の土鍋で、注文を受けてから一人前のごはんを一合ずつ丁寧に炊き上げる「土鍋炊きごはん」。蓋をあけると、フワッとあがる蒸気とともに、ごはん本来の甘い香りが鼻をくすぐる。ごはん粒もしっかり立っていて、これぞ銀シャリ！と、感動しすること間違いなし。
また、約３ヶ月ごとに変わるメニューは、どれも旬の素材を使ったものばかり。お米をもっと美味しく楽しめる、ごはんとの相性抜群メニューが多数揃っている。
ごはんを美味しそうに食べる女性は個人的に好きである。イタリアンやフレンチも良いが、日本人であれば、たまにある、どうしてもごはんが食べたくなる夜に行きたいお店である。ジャンルがピンポイントであればあるほど、実は女性を誘いことも事実である。（桜）
- モテるオヤジの作法〈2〉/中谷 彰宏
- ￥1,365
- Amazon.co.jp