みかわ
ジャンル：てんぷら
予算＠￥10,000～￥12,000
あの京セラの稲盛会長も給料の安い時期から月に一度は、お金を貯めて高級レストランで食事をしていたそうだ。その理由は一流のものに触れるため・・・。一流には一流の理由があるからだ。勝負の世界もまた然り。一流の勝負師は一流の理由がある。その道を日々探求するために、勝負レストランが存在する。一流の立会人のもとに勝負を行うことは勝負師にとって、ある意味、本望である。そんな輩にうってつけの勝負レストランはここだ！
萱場町にあるてんぷらの名店中の名店。主人は日本で一番のてんぷら職人と呼び声が高い。食感や味といった、食材の持つ力を最大限に引き出す、主人の秘術を尽くしたてんぷらを味わえる。中心部をレアに仕上げた海老、きつね色に香ばしく揚げた穴子など、素材によって揚げ加減の妙技がみごと。ほれぼれしてしまう。そして、器はもちろん、内装、店内外の装飾にいたるまで、隙のないこだわりっぷりはおみごとしか言いようがない。
どんな分野でも超一流と呼ばれるまでになるには、凡人が理解しがたい才能の上に努力があると思う。そんな中、凡人の勝負師が小手先のテクニックで勝負しても大成はしないと断言する。お相手のおね～ちゃんを騙せても、一流の人間には見抜かれてしまう。そう、みかわのご主人にはその薄い勝負は見抜かれてしまうのだ。凡人の勝負師は中途半端テクニックよりも、一生懸命なその情熱こそが武器である。（桜）