Library Lounge THESE | 今宵の勝負レストラン

今宵の勝負レストラン

東京限定!ちょっとエッチな大人のレストランを紹介します。









Library Lounge THESE (テーゼ)
ジャンル:ラウンジバー
予算@¥2,000~¥3,500

先日、現代用語の基礎知識に、「mixi疲れ」が正式に掲載された。Mixiに疲れ、仕事にも疲れ、恋にも疲れ、はたまた人生にも疲れ始めた疲労困憊な勝負師は、アリナミンVを飲む前にここで落ち着いた勝負をしろ。

「夜の図書館」をコンセプトに作られた西麻布のラウンジ・バー。ほの暗い店内は書棚が並び、約3000冊の蔵書がある。本のジャンルはデザイン・建築、芸術・写真、人文・思想、旅・紀行文、酒・料理、文芸など様々。読みふけるタイプの本は少なく、わりと背表紙デザイン訴求で置いてある。
使い勝手もよく、カウンター席、大きなテーブル席、カップル用の小さめのテーブル席もあれば、奥にはしっぽりとしたソファの個室もある。店内は暗くて静かで、BGMのジャズもいい。料理は、夜はお酒がメインだが、5種類の自家製オリジナルカレーはどれも美味しく、スパイスを上手に使っており、個人的には【タンドリーチキンのバターカレー】や【海老と季節野菜のカレー】がお薦めだ。他にも数種類の前菜や、グラタンやピザなどの一品料理もあり、どれもかなり美味しい。お酒は、ワインやウィスキーもたくさんあるが、カクテルも豊富でオリジナルを作ってもらうことも可能。通常、このような店はコンセプトが勝ちすぎて落ち着けなかったり、気取りすぎて窮屈な場合が多いが、この店はバランスがとても良く、西麻布デートで2軒目3軒目に女性と一緒にゆったりするには最適だ。明け方近くまで営業しているので、夜な夜な、ゆったり飲みながら口説くもよし、一緒に本を眺めながら趣味の話をするもよし、落ち着いた勝負ができる貴重なお店だ。もちろん女性1人でのんびりするにも違和感がないので、ヒロコさんのコメントにも応えられるお店だ。

ここでの勝負は、子供じみたように騒いでGO!GO!ではない。読書の秋にちなんで、ちょっとインテリっぽく大人の男を振る舞ってほしい。そしてその後にスポーツの秋にちなんで、2人で思いっきりいやらしい汗をかけばよい。(鱈)

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