六根 | 今宵の勝負レストラン

今宵の勝負レストラン

東京限定!ちょっとエッチな大人のレストランを紹介します。






六根
ジャンル:懐石風おでん
予算@¥6,000~¥8,000
『六根』。仏教用語で、目・耳・鼻・舌・身・意の6つの人間が持つ器官のことを指す。勝負師にとっての『六根』は、顔・背・乳・腰・尻・足だと言い切る破廉恥極まりない外見重視の冷酷勝負師は、ここに行って心まで温まれ!
西麻布の外苑西通り沿いにある、大阪に本店をもつ京風懐石おでんのお店。「目・耳・鼻・舌・身・意の六根を研ぎ澄ませ、迷いのないおでんを提供する」というのが店名の由来だそうだ。純和風の庭を配した入口を入ると、竹木や趣のある飛び石・手水鉢で飾られた庭があり、和紙や木にベーシックな黒を基調とした大人の空間が広がる。2人用の席・BAR感覚なカウンター席・個室ありと使いやすい。ここのおでんだしは京風でスープは透明。各種ネタは下ごしらえの段階で素材ごとに下味が付けられており、鶏ガラと昆布をベースにしたダシでサッと温めた後、それぞれのネタに合わせた薬味やタレがトッピングされ、一品ずつ小鉢に盛りつけられて出される。たとえば『大根』は上にとろろと鰹節がのっているし、『糸こんにゃく』はフカヒレ餡かけがかかっているといった具合だ。変り種もたくさんあるり、『白子』『湯葉』『京菜』とか、山椒の実で味わう『タコ』、しょうゆダレで食べる『シュウマイ』のおでんなど、バリエーションに富んだネタが味わえる。食材は季節ごとに旬のものを使い、おでんのほか、クリ、カキ、マツタケなど、四季おりおりの炊き込みご飯も美味い。これからの季節は、この店の名物ハリハリ鍋がお勧めだ。地酒や焼酎も揃っているから、熱々のおでんとの組み合わせはこれからの季節は嬉しい。
さて、ここは洒落た店にもかかわらず固い雰囲気がないため、ぜひとも綺麗な女性をエスコートして、五感で駆使して勝負してほしい。ただしいくら『六根』だからと言って、自身自慢の6つめの『根』が暴れださないように注意してほしい。(鱈)