ラ・ティーダ
ジャンル：沖縄ダイニング＆ステーキ
予算＠￥4,000
旅行会社のパンフレットや本屋で真っ先に沖縄関連に目がいってしまう、もしくは梅雨時期の今から夏の沖縄での勝負のために筋トレをしている、そんな夏のアバンチュールの事しか頭にないフライング気味な勝負師にはここだ！
店名の【ラ・ティーダ】は沖縄の方言で太陽を意味するだけあって、夜でも開放感のある明るい店だ。店内は木と石を使った南国のリゾートコテージ風で、アロハシャツや砂糖キビの繊維で作られたジーンズが壁に飾られている。この時点で気分はすでにOKINAWAだ！
料理も定番の【ゴーヤーチャンプルー】や【沖縄そば】をはじめ50種類以上のメニューがあり、例えばゴーヤーチャンプルーにはしっかりとした大豆の甘みを持つ【島豆腐】を使うなど本格的な沖縄料理が楽しめる。また６時間以上煮込む【豚三種と根菜の煮込み】は、ラフテー(バラ肉)、ティビチ(豚足)、ミミガー(豚の耳)を少しずつ味わえるからお薦めだ。あと忘れてはいけないのが【海ぶどう】だ。別に特別旨いかというとそうでもないが、やはり沖縄の海を感じたいのならば欠かせない。
一時期の沖縄ブームもあり、雨後の筍のように沖縄料理の店は増え、綺麗な店もたくさんできた。しかし夏の勝負にめっぽう強い小生としては、沖縄料理で攻めるのならば綺麗な店よりもこの店のような多少狭くてもローカル色の強い店を選びたい。値段も安いからだろうか平日も週末もかなり混んでいて、特にカップルや女性同士が多いのも勝負師にとっては嬉しい限りだ。ここで料理を食べながら沖縄の方言を予習するもよし、今夏の恩納村での激しい美女争奪戦にむけて鋭気を養うもよし、沖縄に行く前にはぜひ行ってほしい店だ。（鱈）